柵工 (木柵工・丸太柵工)
丸太柵工の目的
堆積土砂や膨軟な地山等に簡易な土留工として、土砂の流出等の発生を防止するとともに、柵の背面に植生の良好な生育環境を造成するために施工されます。
丸太柵工に耐久性を求めるなら
ある程度の耐用年数を求めて施工する場合には、CuAz等の防腐・防蟻薬剤処理を施します。耐用年数は、およそ7~10年になります。
丸太柵工の施工手順(標準図)
積算資料(10.0m当り)施工歩掛
名 称 | 形状・寸法 | 単位 | 数 量 | 摘 要 |
---|---|---|---|---|
杭木 | 1500×80~100φ | 本 | 13.0 | 杭間隔0.75m |
背丸太 | 4000×40~80φ | 本 | 12.5 | |
萱株 | 茎長30㎝ 打違い1m縄〆 | 束 | 1.5 | |
なまし鉄線 | #10 | ㎏ | 3.0 | |
普通作業員 | 人 | 0.95 | 組立,緊結,仕上,杭打 |
丸太柵工 木柵工 柵工 施工例
▲宮崎県東臼杵農林振興局 丸太柵工(部材10Mあたり):杉背丸太4000×80φ=12.5本 杉丸太杭1500×80φ=13本,丸太柵工 木柵工
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